～ストーリー（超長いです）～
主人公はふつーのサウスアッシュフィールドハイツっていうアパートに住んでいる青年ヘンリー・タウンゼント。
悪夢から目覚めると、なんと玄関が内側から鎖で塞がれていて
外に出れなくなっていました！
電話もテレビもつながらず、当然窓も開かない、壁や玄関を叩いても誰も気が付く気配は無し。
家から出られなくなって5日目。
バスルームから変な音がしたので調べてみると
壁に人一人がギリギリ通れる穴が開いていました。
そのながーーーい穴を進んでいくヘンリー。
穴から出るとそこは最寄りの地下鉄。
が、しかしいつもの様子とは違い、そこには異形の化け物が徘徊していました。
化け物をかわしながらその地下鉄を散策していると、
ちょっときつそうなセクシー系お姉ちゃん、シンシアと遭遇。
話を聞くとシンシアもいつの間にかこの化け物が徘徊する世界（裏世界）に迷い込んでて
出れなくなってしまった模様。
しかも無事に地下鉄から出られたらなんと 良いこと をしてくれるらしい！
なので二人で出口を探します。
しばらくして出口に繋がる駅員室のカギを見つけて
脱出しようとすると、いきなり吐き気を訴えてトイレに駆け込んでいくシンシア。
が、しかしいつまで経っても出てくる気配がなく、ヘンリーが渋々中をうかがうとトイレの中は誰も居ない。
不安になりながらもヘンリーが先に駅員室に向かうと、そこで血まみれになっているシンシアを発見。
「私死ぬのかしら…？」というシンシアに、
ヘンリーは「大丈夫、これは夢だから…」と言い、シンシアは息を引き取る。
彼女の胸には、さっきまで無かった16121という番号が刻まれていた。
気が付くと再び自分の部屋に戻ってきているヘンリー。
どうやら外から聞こえてきたサイレンの音で目を覚ましたようだ。
当然玄関は鎖で封じられたまんま。
窓の外を見てみると地下鉄の入り口近くに救急車が止まっている様子。
するとラジオからノイズが混じった警察の無線連絡が聞こえてきて
16121と刻まれた女性の死体が見つかった、彼女を運べ！などの声が聞こえてくる。
一方でヘンリーの隣の部屋に住んでいる、アイリーン・ガルビンは
302号室から変な音がする と管理人を呼びだし、
ヘンリーの部屋の様子を二人で伺っているのだが、ヘンリーが助けを呼んでも二人には聞こえない様子。
するとまたバスルームから音が聞こえ、穴を見てみると
地下鉄の世界に繋がっていた時より、わずかに穴が大きくなっていた。
そしてまた意を決して穴に入るヘンリー。
次に穴を抜けるとそこは鬱蒼と茂る森の中。
森を進んでいくと、どもりながら喋る青年ジャスパーと遭遇。
話を聞くと、ここはカルト教団が経営する「希望の家」があるという、サイレントヒルの森の中らしい。
ジャスパーは大のオカルト好きでそんなヤバい所があるから見に来た！というキチ。
彼の好物はチョコレートドリンクで、自分の家の冷蔵庫に
チョコレートドリンクが入ってたと思いだしたヘンリーは穴から家に戻ってドリンクを持ってきて、
ジャスパーから何かヒントを得ようとすると、とりあえず「希望の森」に行ってみよう、とのこと。
途中で5~6歳の男児と遭遇し、ヘンリーが声をかけるもの男児はそれをスルーしてどっかにいってしまう。
そんな出来事がありながら二人は「希望の家」へ到着。
中に入って、喜ぶジャスパーをしり目に、ヘンリーは違う部屋に行って色々調べていると
ジャスパーの居た部屋から悲鳴が！
ヘンリーが戻るとそこには火だるまになったジャスパーがおり
彼は「悪魔をこの目で見た！！」と言い残し、焼死してしまう。
体にはシンシアと同じように17121という数字が刻まれていた。
再び自室で目を覚ますヘンリー。
ラジオからはノイズ混じりの サイレントヒルの郊外で
体に17121と刻まれた男性の焼死体が発見されたというニュースが。
シンシアの時と同じだ…と思い、ヘンリーはバスルームの穴を調べてみると
またしても穴は大きくなっている様子。
そしてまた穴の中へ…
今度は不思議な構造の牢獄のような場所に出る。
その牢獄の1つに捕らわれてい中年の小太りの男、アンドリューは
ここは「希望の家」を所持していたカルト集団が管理する円筒形の建物だという。
だがヘンリーは牢獄を調べていくうちに、ここはカルト教団が誘拐してきた子供を監禁し
衰弱していく様子を観察するために作った精巧な、からくり式の牢獄だということを知る。
中でもアンドリューはこの建物の監視員で酒を飲んでは子供たちによく暴力をふるっていたらしい。
その後、監視室でアンドリューを牢獄から出してやると、森で出会った男児の前で
おびえながら膝を突き、謝っているアンドリューを目にする。
ヘンリーが近付くと男児は姿を消し、ヘンリーがなぜ謝っていた？と聞くと
アンドリューはおびえながら、あの男児のことはよく知っているという。
男児の名はウォルター・サリバン。
この建物を所有するカルト教団で育ち、教団の秘儀「聖母の降臨」に携わっていたらしい。
それだけを言い残し、逃げていくアンドリュー。
彼を追いかけてヘンリーが地下の最深部に向かうと拷問部屋にたどりつき
背中に18121と刻まれ、汚濁した下水の中で溺死しているアンドリューの姿を発見する。
再びヘンリーが目を覚ますと自室。
部屋から出ることはできないが、玄関の扉前の住人が書き残した日記の切れ端が挟まれるようになる。
前の302号室の住人はジャーナリストの、ジョセフ・シュライバー。
彼は「希望の家」の幼児虐待疑惑を取材していたが、ヘンリーが入居する半年前に
部屋から出てこなくなってそのまま失踪したのだという。
ジョセフはウォルター・サリバン事件を特に調べていたようで
日記に興味深いことが書かれていた。
それは5ケタの数字は、例えば16121なら16121とそのまま読むのではなく「16/21」
21人のうち16人目の被害者という数え方であり
ウォルターは21人を殺して「聖母の降臨」を果たそうとしていたのだった。
しかし10人殺した所でウォルターは逮捕され、その後独房でスプーンを喉に刺し自殺していた。
ウォルターが自殺してから3年後「12/21」と書かれた死体が発見されたが
模倣犯はいまだに逮捕されていないらしい。
日記にはそう記してあった。
そしてまた少し大きくなっている穴の中に入っていくヘンリー。
今度はアパート付近に出て、リチャードという中年の男性に出会う。
ヘンリーは彼に「子供には気をつけろ」と忠告するが、
男児を見かけたリチャードは「お前、俺の部屋を覗いていたガキだろう！」と激怒し
銃を突きつけ、追い詰めてしまう。
そんなことは知らずにヘンリーが裏世界を探索し、自分のアパートのたどりつく。
アパートに入ると悲鳴が聞こえてきて、悲鳴が聞こえた部屋に入ると
電気椅子にかけられて感電死しているリチャードの姿を見つける。
彼の額にも番号が刻まれており数字は19121 「19/21」だった。
再び自室に戻ってきたヘンリー。
覗き穴から外を覗くと、玄関の外では管理人がマスターキーを使って
ヘンリーの部屋を開けようとしているが、カギが合わずに開けられない様子
管理人の老人は「このアパートはおかしいんだ」と言い、
おびえるアイリーンと管理人はヘンリーの部屋の前から去っていく。
二人が去った後、廊下の壁には「次はアイリーンだ」という血文字が浮かびあがった。
それを見て、アイリーンを助けようと決意するヘンリー。
穴に入り、裏世界のアパートのアイリーンの部屋から
何か伝えることはできないか、と思いアイリーンの部屋を訪れようとするが
部屋にはカギがかかっている。
仕方なく管理人室に向かいマスターキーを取ってこようとするが
階段でロン毛の青年が人形を大事そうに持ちながらブツブツ呟いている。
とりあえずスルーしてヘンリーは管理人室へ。
部屋には住人の記録があり、そこには30年前に302号室に住んでいた若夫婦が
生まれたての赤ん坊を置いて失踪した。
数年後、その時の赤ん坊らしき子供がアパートの周りをうろつくのを
管理人や住民など複数の人物が目撃していると書かれていた。
記録を読んだあとマスターキーを見つけ、アイリーンの居る303号室へ入るが
そこには倒れながらも「大丈夫…怖くないから…」と言いながら泣きじゃくる男児を諭している
血まみれのアイリーンがいた。
背中には20121 「20/21」
現実世界に戻ったヘンリー。
窓の外を見てみると救急車が走り去っていくところだった。
雑音混じりのラジオを聞くと、どうやらアイリーンは一命を取り留めたらしい。
そしてバスルームの穴は塞がれ、今度は物置に穴が空き、そこを進むヘンリー。
穴の先は病院。
どうやらアイリーンが運ばれたセントジェローム病院らしい。
手術室に入ってみるとアパートの階段で会ったロン毛の男が
死体の腹を漁っている最中。
ヘンリーが うわぁ…となって気づかれないように手術室を後にしようとするが
近くにあった手術道具を落としてしまい、ロン毛に気づかれて襲われそうになるも間一髪で脱出。
その後病院の中を散策してみると、腕にギプスをし眼帯を付けているアイリーンを発見。
アイリーンは同じくさっきのロン毛に襲われそうになったが、ウォルター少年に助けられたという。
そして二人は共に行動することに。
アイリーンにはヘンリーが移動するために使っている穴が見えないらしく
裏世界を足で移動するしかない模様。
一度ヘンリーが自室に戻ってみると、自室も裏世界とつながってきており
さまざまな変化が発生するようになる
（冷蔵庫から猫の鳴き声がするが開けたら肉塊が入ってる
壁に子供の影が浮き上がる・玄関の覗き穴を覗くと血まみれのヘンリーが立っている など）
そして玄関の扉に前の住人ジョセフの日記が新たに挟まっており
ウォルターの墓を調べに行ったが墓が荒らされて死体が消えていて11/21と書かれていた
ジョセフが部屋に閉じ込められて数日後に14/21の新たな死体が発見されたことなどを知る。
最後に「最深部へもぐって真実をみろ」と書かれた手紙も添えられていた。
裏世界に戻ってアイリーンに先の手紙の内容を報告し、二人は病院の底へ向かう。
病院の底は今まで行った裏世界（地下鉄・森・牢獄・建物）が螺旋階段状で繋がっており
その異常性も高くなっていた
（化け物の数が増えてる、シンシアやジョセフ..etcが化け物になって襲いかかってくる など）
2回目となる森ではウォルター少年と再開。
少年は「ママはあの部屋にいる。ママに会いに行かなきゃ」と言い走り去る。
森にはあちこちにウォルター少年が書きあげた文章が残っていた。
少年は「希望の家」で育てられ、毎日経典を読み、教会の教えが全てだと思っていたらしい。
ママは302号室にいると教団の幹部（1のダリアおばさん？）に教えられ
たびたびアパートまで脱走し、牢獄に入れられていたらしい。
そして母親に会いたいという一心で「21の秘蹟」と呼ばれる
「聖母を呼び出す儀式」について勉強していたという。
森を抜け、一旦ヘンリーが自室に戻ると、時計の針は高速で動き、
テレビは点けていないのに点いている、壁には化け物が生え
水道からは血が出るなど異形の空間へと変化していた。
ジョセフの日記も新たに見つけて、自分やアイリーンを襲おうとしたロン毛の正体がわかる。
ロン毛こそがこの事件の真犯人であり、本物のウォルター・サリバンだと断言されていた。
逮捕されて自殺した犯人は？それとも同一人物なのか？死体はどこに行った？など
疑問はたくさんあるが、それはこの先進めばわかる とジョセフは書いている。
ロン毛はたびたびアパートの住人に目撃されており、ジョセフの入居前に
302号室に何かを持ち込んだらしい。
ジョセフの取材記録はここで終わっており、ここまで調べた所で
アパートから出られなくなってしまったと記してあった。
裏世界に戻り、ひたすら螺旋階段を下りるヘンリーとアイリーン。
一番下まで降りると1つの部屋の前にたどりつく。
そこが過去の302号室だった。
中に入ると天井から黒い人影のようなものが生えている。
それこそが元302号室の住人であり、
ヘンリーに様々な助言をしてくれたジョセフだった（本当にただの黒い影みたいなの
ジョセフは15番目の被害者で、数字にはそれぞれ意味があり
11番目の犠牲者のウォルターは開放、15番目のジョセフは絶望
20番目のアイリーンは母体で、21番目のヘンリーは知恵。
「アイリーンは既に手遅れになりかけている…ヘンリーが取り込まれる前までなら
まだ間に合うので、ウォルターを早く止めて奴を殺せ」とジョセフ。
ウォルターは成長するにしたがい、302号室への執着が膨らみ続けて
"302号室そのもの"を自分の母親だと思い込んでいるらしい。
そして成人して施設から独立後に聖母君臨の儀式「21の秘蹟」を実行し、裏世界を作り上げた。
11番目でウォルター自身が死んでるけど、その後の犯行はいわゆる強い思念による仕業らしい。
そしてジョセフは現実世界の302号室のリビングの奥の壁を壊せ と
ヘンリーにツルハシを託す。
現実世界に戻り、言われた通りに壁を壊してみるとそこには部屋があり、しかも強烈な異臭が。
中を調べると儀式を行ったと思われる痕跡と本物のウォルター・サリバンの死体を発見する。
その死体を調べるとポケットに鍵束を入れており、その鍵こそが
302号室から脱出するための鍵だった。
そしてヘンリーは現実世界の302号室から脱出することに成功する。
が、しかし玄関を開けるともはや裏世界と同化している禍禍しい世界。
この事実に絶望しそうになるヘンリーだが、そこにアイリーンが駆け寄ってきて我に返る。
とにかくウォルターを成仏させないといけないと思い、化け物を退けながらアパートの管理人室を目指す。
ウォルターを成仏させるためには「母親の肉体の一部」が必要らしい。
やっとの思いで管理人室にたどりつき、部屋に隠されていた「へその緒」を手に入れる二人
しかし手に入れた途端、激しい頭痛に苛まれるヘンリー。
アイリーンは様子が一変し、何かに憑かれたような表情を浮かべて部屋から出ていってしまう。
激しい頭痛から立ち直ったヘンリーは自室へ向かう。
先ほどまでウォルターの死体がなくなっており、代わりに
「じっと見ていると吸い込まれそうで入ったら二度と戻れないような気がする穴」が出来ている。
もう調べる場所は他にないので意を決して飛び込むヘンリー。
気が付くとそこはウォルターの作りだした世界の最深部。
目の前には血の池が広がっており、血の池の中心には回転する複数の刃が。
そして池の中心にゆっくり向かっていくアイリーンの姿を発見する。
ヘンリーはアイリーンを必死で止めようとするが操られているアイリーンの耳には届かない。
そこにウォルターが現れ「ヘンリー…お前は21の秘蹟の最後の一つ」と言い、襲いかかってくる。
ウォルターの執拗な攻撃に耐えながらも、へその緒の力によって
不死身じゃなくなったウォルターを倒すヘンリー。
ウォルターは「…まま…」という最期の言葉を残して動かなくなり、絶命する。
～エンディング～
最後のウォルターと戦う時に、アイリーンが血の池中央の刃に切り刻まれる前に倒すとGOOD。
間に合わないとBAD。
あとアイリーンを雑魚の攻撃に極力晒さないで、かつ自室の異変をアイテムとかで抑えると+がつくよ。
全部放置してクリアすると+はなし。
脱出（GOOD+）
ウォルター少年は302号室に入ろうと玄関のドアを叩いている。
しかしヘンリーがウォルター青年を退けたことで、ウォルター少年は消滅。
そしてつらそうな顔をしながらアパートから出てくるヘンリー。
数日後
アイリーンのお見舞いに病院を訪れるヘンリー。
「新しい部屋を探さなきゃ」というアイリーンに対して、ヘンリーが微笑みながら頷いておしまい。
母（GOOD）
ウォルターを倒し、ヘンリーとアイリーンは生還を果たすも、ウォルターの呪いは解けておらず
アイリーンは「サウスアッシュフィールドハイツへ帰らなくちゃ…」とこぼしている（操られてる
犠牲者になる運命からは逃れられない終わり方。
アイリーンの死（BAD+）
ヘンリーはウォルター撃退後、生還し犠牲者となる運命からも逃れたが
裏世界で犠牲になったアイリーンは現実世界の病院でも息を引き取っていた。
彼女の死亡を伝えるニュースを聞き、ヘンリーは崩れ落ちる。
21の秘蹟（BAD）
ウォルターを退けた後、ヘンリーも苦しみ出し崩れ落ちる。
302号室にウォルター少年の姿があり、儀式が成就し聖母（邪神）が誕生する。
「まま、もうずっと一緒だよ」と少年は幸せそうに言い、いつのまにかウォルター青年も合流し
部屋の隅でたたずんでいる様子。
そこに部屋のラジオニュースが流れだす
「連続殺人事件について続報です、病院に運ばれた重傷のアイリーン・ガルビンさんが先ほど死亡しました。
新たに302号室でヘンリー・タウンゼントさんの無残な死体も発見されました。」
おしまい。
