主人公リンク(画像真ん中)は船旅の途中、突然の嵐に巻き込まれて船が難破し、気を失ってしまう。
目が覚めると、そこはやわらかいベッド。
そばにいた少女はマリン(画像左)といい、海岸にうちあげられていたリンクを自分の家まで運んできて
父のタリン(画像右)と一緒に介抱していた、とのこと。
マリンが言うには、島の名前はコホリント島、島の中央には大きな卵があり
そこに 風のさかな が眠っているという言い伝えがある島よ と教えてくれる。
その後リンクは浜辺に行き、自分の剣を見つけると、そこに一羽のフクロウが。
どうやらコホリント島から出るには 風のさかな を起こすほかなく
起こすためには8つある セイレーンの楽器 を集めないとならない とのこと。
そこからリンクが島を脱出するための冒険が始まる。
時にはたぬきになったタリンを助けてあげたり、時にはマリンと海岸でデートしたり。
最終的に8つの楽器を集め、風のさかなを起こすリンク。
だがしかし、眠りを妨げる存在がおり(ラスボス)そいつを退ける。
そのボスは全てが消えてしまう、と言い残し、消滅。
リンクは風のさかなを起こすことに成功するが、コホリント島は消えてしまう。
なぜならコホリント島自体が風のさかなの見ている夢そのものだったからだ。
次に目を覚ますとリンクは海で壊れた船の一部につかまっている状態。
その船の残骸に座り、空を見上げるリンク。
空には1羽のカモメが。
そのカモメを見て、リンクはふと、マリンと一緒に見た海岸の風景を思い出すのだった。
~雑記~
まごうことなき良ゲー
1998年のゲームボーイのソフトだったけど、ストーリーが凄く印象的。
そりゃあ島から出るのは大事だけど、そのために
島の人も、村も、生き物も何もかもぜーんぶ水の泡にしちゃったリンクはどうなの?って感じ。
マリンは最終的にリンクに完全に魅かれてたのに、それすら無に還すリンクマジ鬼畜。
あのクリア後に あー…ってなってしまう感覚はプレイしないと分からないだろう!
儚いストーリーやで、ほんま。
あと島のお店でどろぼうすると、皆から、よお!どろぼーって呼ばれるようになったり(治らない
人の家のタンスを調べると、うーん、これは良いタンスだ とほざいたり芸が細かい。
魔法の粉 っていうアイテムを手に入れて、これを使うといろんなことが起きるぞ!って書いてたので
試しに村のニワトリにかけてみたら発火してニワトリが死んだのには初見でやられた。
何年経っても分からない、何もないのにどうぶつむらの入り口をマップでみると
!?マークになっている理由、誰か俺に教えてください←
一応、一回も死なないで体力MAX、クリアしたデータ
2と3は誰のデータか忘れた(╹◡╹)
ちなみに名前を ぜるだ と とたけけ にするとBGMが変わる。
~総評~
音楽もいい!ストーリーもいい!アクションもいい!
だがしかし!ダンジョン7面のおおわしの塔!そこだけ鬼畜すぎる。
ゲームボーイのグラフィックで、3階くらいあるダンジョンを設計するのはマジ鬼。
穴に鉄球を投げ入れたら、下の階にある支柱に当たって
ダンジョンの構成が変わるよ^^とか小学生だった俺には辛すぎた。
がむしゃらにやって何とかクリアした気がする、鬼。
まぁあのステージ以外は素晴らしいと思う、うん。
今でもメールの着信音とかに曲を使ってるのは内緒。
★(9.6/10)